宇宙存在のチャネリング、地球の次元シフトとゼータ・レチクル人

2021年1月19日

一週間ほど前から、宇宙存在達からのお知らせを受け取ることが多くなっている。以前なら特にエジプトへ出かける前などに、エササニのバシャールがメッセージを送ってくることがよくあり、去年三月にコロナの影響でカイロ国際空港が閉鎖される直前の三月半ばにエジプトを訪れた際には、日本を発つ直前にバシャールからメッセージを受け取っていて、その時期のエジプト旅行では、大ピラミッドの王の間で偶然居合わせたシャーマンのような女性にバシャールがウォークインしてくるという出来事も起こっていた。
今の時期、海外どころか日本国内でさえ特に出かける予定もないなか、夜ごとアライアンスと名乗る宇宙存在からの情報がもたらされている。といってもそれらの情報は私自身がテレパシーなどを通じて彼ら宇宙存在から直接受け取っているわけではない。また情報源になっている媒体のチャネリングは、トランス状態で行われるものではなく、チャネラー自身の考えや言葉が混入している可能性が否定できず、その情報をどこまで信じたらいいのかという疑念も残る。そのうえ、彼らが送ってきている情報に「バイデンが次期大統領に就任することにはならず、また彼の背後にレプタリアンがいる」といった情報や「事故で亡くなったジョン・F・ケネディ・ジュニアが生きていたという知らせがまもなく発表される」といった内容を含んでいたからだった。それらの情報は一般に陰謀論と呼ばれるジャンルからよく聞く内容で、私自身は世界の裏事情を知ることに特別な関心もなく、今のこの時点でも最も関心のあることは以前と同様、自身の霊体の光のさらなる活性化や、意識レベルでの霊的な覚醒といったことにある。
しかしながら、彼らの語る「最近地球が次元上昇しました」というメッセージは私にとっても関心の湧く事項ではある。 たとえば、一昨年の年末に南インドの聖地アルナーチャラを訪れているが、もし他の誰かに「この聖地は、他のエリアとは別次元に存在していますね」などと言われれば、「あなたも私と同様のことを感じているのですね!」と言い返し、そのことに深く共感するができる。私の父は七十七年と七か月ほどを生き、その七十七年と五か月目の頃、生まれて初めて、私の案内でアルナーチャラの地を訪れていて、それは彼がこの世を去るほんの二か月ほど前のことだった。そして彼自身は生涯に渡って、目に見えるもの以外はまったく信じずスピリチュアルと呼ばれるような霊的な事項とはまったく無縁といえるような人生を送っていた。しかしながら二人でタイのパンナニコムでの滞在中、一度は私が誘いながらも「まったく興味がない」と言い返してきたにも関わらず、その後何かを思い出したように「山の頂上で火が燃えていたあの場所に行ってみたい」と自分から言い出したのだ。彼と共にアルナーチャラの地を訪れ、ラマナ・マハルシのアシュラムでの滞在中、彼は霊感などといったものとは無縁の人だったが、その彼が発した言葉は「ここは四次元か、三・五次元の世界だな」といったものだった。
最近メッセージを送ってきている宇宙存在によれば、「地球が消滅しないよう次元上昇を起こした」とも語っていて通常の常識ではそれだけでも信じ難い。しかしながら銀河系宇宙種族についての情報が書かれている、プリズム・オブ・リラという本にはゼータ・レチクル人が時間と空間を折り曲げる技術を習得して、次元シフトを起こし彼らの惑星を別の時空に移動させたことが書かれていることを、最近この本を再読した際に気づかされ、それにより高次の光の宇宙存在達の語る「地球を次元上昇”させました”」という情報が、まったくあり得ないとは思えなくなってきている。彼らによれば、地球の次元シフトは二〇二〇年十一月初旬に起こったそうで、その時期のことを思い出しひとつだけ思い当たることがある。この時期私は一日分の時間が消えた状態になり、日付を間違えてしまった。そしてこの出来事は私だけでなく私の連れの女性にも起こっていたようで、彼女も私と同様「いつのまにか日付が一日ずれてしまった」と話していた。ただ、次元上昇に関する情報は、宇宙人小学生として知られる子供が語っているのみで、他からはいまだにそういった情報を聞かされることがない。
宇宙存在によれば「次元シフトを経験している存在達がそのことに気付かない場合がある」ということだった。それは今回の次元シフトがあまりにもスムーズに起こってしまったからなのか、その理由は定かでない。プリズム・オブ・リラには、そもそもゼータ・レチクル人がなぜわざわざ自らの惑星を次元シフトさせる必要があったのかも書かれていて、元々この惑星はアペックスと呼ばれていたそうで、彼らは自分達の惑星を核戦争で汚染してしまい、地上で生きることができなくなる。そしてその核爆発の影響で惑星の時間と空間の位置もずれてしまったらしいのだ。そして地下での数千年の隔離生活の後、再び地上に出た際、彼らは自分達の惑星が別の時空にずれてしまっていたことに気付いたそうだ。ということで、惑星規模での次元シフトが起こっても、誰もそのことに気付かないということはあり得るようなのだ。
そして地球の次元シフト、次元上昇が完了したという事実をこの惑星の多くに人に知ってほしい、自覚してほしいと彼らは伝えてきているのだ。 そういえば、環境保護活動家の高木善之さんは、事故で昏睡状態に陥った際、地球の未来を見てきてしまったそうで、その内容はソビエトが十年後に崩壊、アメリカが二十年後に崩壊するといったものや、地球環境が悲惨な状況になっていたといったものらしい。そしてこの出来事をきっかけに彼は環境保護活動家になったのだそうだ。そして彼の見たビジョンのうちソビエト崩壊はすでに現実になっているが、アメリカ崩壊は二十年を過ぎいまだ起きていない。しかしながら最近よくメッセージを受け取っているアライアンスの宇宙存在達は、このアメリカ崩壊が間もなく現実になるといったことも語っていた。

公開日 2021年1月19日 火曜日

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